2010年12月09日

失業給付金を詐取した疑いで、7人逮捕

神奈川県内で、失業保険を不正受給していた者と、不正受給をあっせんしていた業者が次々に逮捕されました。

雇った後、解雇したように見せかけて>失業保険をだまし取るというのは昔からある手口ですが、
組織的に手がけるケースが増えてきました。

不況の影響もあり、「駒」となる人間に事欠かないからではないかと思います。

こういった不正受給のお金の元は、まっとうに働いている人たちが納めている雇用保険料から出ています。

不審なケースはきちんと対応してもらいたいところです。

以下、朝日新聞からの引用です。

雇用保険の失業給付金を不正にだまし取ったとして県警は7日、二つの詐欺事件で計7人を逮捕し、発表した。
2事件の容疑者らは、労働局などの審査が書面に頼りがちな状況につけ込み、給付金をだまし取っていたという。

県警は7日、東京都墨田区八広4丁目、プレス工中西寛幸(61)と川崎市中原区上小田中6丁目、契約社員池田信之(54)の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。

県警によると、2人は2004年3月ごろ、中西容疑者を事業主とする架空の会社が池田容疑者を解雇したように装うウソの届け出を横浜南公共職業安定所に提出し、同年4~10月に7回、失業給付金計130万円をだまし取った疑いがある。

この架空会社では約20人を雇用した後、解雇したように装っていたといい、県警はほかにも中西容疑者が失業給付金をだまし取った余罪があるとみている。

また同日、県警は住所不定の無職、伊藤俊和(37)と静岡県富士市新橋町の工員太田光一郎(36)ら4容疑者=詐欺罪で起訴=を同容疑で再逮捕し、横浜市中区寿町3丁目、簡易宿泊所管理人の女屋(おなや)邦夫容疑者(67)を同容疑で逮捕して、発表した。

発表によると伊藤、太田の両容疑者は2008年4月から09年8月にかけ、女屋容疑者ら3人を働かせたように装い、印紙を貼って受給に必要な書類を偽造し、日雇い労働者の失業給付金計69万円をだまし取った疑いがある。

伊藤、太田2容疑者の架空会社にはのべ約200人の「労働者」が登録されており、県警は今後、立件に向け裏付け捜査を進める。

神奈川労働局は「会社の実態把握は書類審査が基本。
書類が整っていれば許可せざるを得ない」と話している。



同じカテゴリー(職業訓練)の記事
 実践CAD/CAM技術科 11月13日締切 横浜市の職業訓練 (2014-10-01 16:30)
 工場管理技術科 9月11日締切 横浜市の職業訓練 (2014-09-01 11:06)
 組込みマイコン技術科  9月11日締切 横浜市の職業訓練 (2014-08-02 15:29)
 ビル設備サービス科  8月13日締切 横浜市の職業訓練 (2014-07-01 21:26)
 工場管理技術科  6月26日締切 横浜市の職業訓練 (2014-06-01 23:43)
 電子回路技術科 5月15日締切 横浜市の職業訓練 (2014-05-02 21:37)

Posted by kunrenkou at 08:56 │職業訓練